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○「いただきます」廃止を求める母親
なぜ、こんなことを言うかといえば、現代社会は食事をするということから、多くのことを学ぶ機会を失いつつあると考えるからに他なりません。先日、永六輔氏のラジオを聴いていたら、これまたおかしなことを学校に申し入れる母親の話が紹介されていました。
学校給食で、「うちの子供に食事前に『いただきます』と言うのを止めさせてほしい」というのです。理由は、「給食費を払っているのだから」。
この放送があったら、「いただきます」を言うべきかどうかをめぐり、聴取者の間で大論争が繰り広げられたとのことです。
「食堂で、『いただきます』、そして、『ごちそうさま』と言ったら、隣のおばさんに、『お金を払っているのだから、店がお客に感謝すべきだ』と言われた」という事例が紹介されていました。
私などから見れば、「いただきます」をめぐり大論争が展開されること自体が驚きです。いつの間に多くの日本人は食事をすることへの感謝を忘れてしまったのでしょうか。
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